心理学の幅広い知識をビジネスに応用できるジェネラリストを養成
ビジネス心理専攻では、心理学の知識を一般企業での対人関係に応用したり顧客などの行動の分析ができる人材になれるよう教育を行います。
ビジネス心理専攻で学べること
心理学的アプローチで、ビジネスの課題を解決
ビジネス心理専攻では、一般社会、企業などで心理学の知識を活かして活躍できる人になることを目指します。
人の行動と心を理解する手立てとなる基礎心理学と臨床心理学の2 分野に加え、経済学や社会学などの社会科学全般を同時に修得することで心理学を現実場面に応用できるジェネラリストを養成します。
人の心や行動、脳の働きを理解しビジネスに応用する
基礎心理学分野では、基本的な心の働きをテーマとする知覚心理学や認知心理学、学習心理学などを学びます。日常生活における人の行動や心の働きを理解し、社会で役立つ多角的視点を養います。
心理学とリンクさせながら、多様な知識を身につける
幅広い知識を修得できるカリキュラムを設定しています。
心理学に加えて、社会学や情報処理、経済学といった社会科学系の科目や、人文科学、自然科学など多様な科目を学ぶことで、心理学の知識と技法を手段に思考を深めながらビジネスの課題に応用できるビジネスパーソンとしての素地を育みます。
- さまざまなシーンで
必要となる
コミュニケーション
技法 - 顧客の
ニーズを
分析&応用 - 認知の
メカニズムを
ビジネス場面に
生かす - 人の
行動特性を
分析&応用
ビジネス心理専攻の授業
ビジネス心理専攻の卒業研究
現金とキャッシュレス決済の心理的財布
―大学生の価格感覚―
もともと「消費者の心理」に興味をもっていて、卒業研究ではいろいろ悩んだ結果、商品を購入するときの価格感覚を調べることにしました。価格の印象が現金やキャッシュレス決済という支払い方法で変わるかどうかを調査したんです。新しいデータ解析法にもチャレンジしました。1人ひとりの結果から全体データをまとめるなどの分析に時間がかかってしまい特に大変でしたが、支払い方法で印象が変わる場合があると示すことができました。この研究をしてみて人々のお金に対する意識を考えることができ、実際に今の仕事に繋がっています。
人の行動や消費活動と心理学が結びつけた自由な発想で研究できます
- ネットショッピングに
おける
口コミの影響 - 電子マネーと
心理的財布 - 商品パッケージの
誘目性とは - 物語性広告を
好む
消費者の特性
ビジネス心理専攻の進路
目指せる資格
- 認定心理士
- 産業カウンセラー
- 学校心理士
- 臨床心理士(大学院修士課程修了が必要)
- 公務員
- 高等学校教諭1種免許状(公民)
- 心理学検定
- ビジネス心理学検定
- T O E I C ®
主な進路・進学先
民間企業・団体
- (株)ゆうちょ銀行
- (福)埼玉県社会福祉事業団
- コストコホールセールジャパン(株)
- 綜合警備保障(株)
- 丸三証券(株)
- (株)クスリのアオキ
- 高崎信用金庫
- (株)メモリード
- 大和冷機工業(株)
- 藤田エンジニアリング(株)
公務員
- さいたま市役所
- 深谷市役所
- 佐渡市役所
- 猪苗代町役場
- 群馬県警察本部
ほか