本学の情報社会学科と心理学科のコラボレーション講義として「映像・音楽の総合表現と人間」が行われています。
6月1日(土)および15日(土)においては『この世界の片隅に』の監督であり最新作『つるばみ色のなぎ子たち』の制作を発表された片渕須直先生をお招きし、公開講座が開かれています。
6月1日の第1回講義では、最新作『つるばみ色のなぎ子たち』の制作に関するお話がなされました。平安時代の清少納言をメインキャラクターとする映画のため、当時の貴族たちの装束、風俗などのリサーチやこれまで国文学で常識とされてきた中宮定子と清少納言の関係についての新たな解釈について提起されるなど制作の裏側が明かされて非常に刺激的な内容でした。
講義には外部からの参加者を含め100名ほどが参加し、皆さん充実した時間を過ごすことができたようです。総合表現としての映画についてより深く、より面白く理解を深めることができたのではないでしょうか。
(片渕監督と愛犬)
第2回目は6月15日(土)13:20~16:45@埼玉工業大学30号館1階3012教室にて行われる予定です。ぜひ、第一線でご活躍中の片渕先生のお話を聞きに来てください!
その後も『この世界の片隅に』の声優・役者のたちばなことね先生(6月29日)、『陰陽師・安倍晴明』コミカライズの漫画家川端新先生(6月27日)、『忘却バッテリー』のアニメーターの立中順平先生(7月4日)、『シン・仮面ライダー』のVFXスーパーバイザーの佐藤敦紀先生(7月13日、26日)と順次魅力的な公開講義の場を準備しております。
ぜひご参加ください!詳しくはこちら