村中昌紀(むらなかまさき)
人間社会学部心理学科・人間社会研究科心理学専攻 准教授
自己紹介
専門は産業労働領域の臨床心理学です。これまで企業内やハローワーク等で心理職として勤務していました。研究としては,主にパーソナリティが対人ストレスや抑うつに与える影響について大学生や社会人を対象に検討しています。その他,働く人々や就職活動中の人々の心の健康について,予防的な取り組みに関心があります。
担当科目
学部
産業心理学(産業・組織心理学),心理的アセスメントⅠ,消費者理解の心理学,心理演習,心理実習Ⅰ・Ⅱ など
大学院
産業・労働領域における理論と支援の展開,臨床心理面接特論Ⅱ,臨床心理学特論Ⅱ,臨床心理実習Ⅰ,Ⅱ,心理実践実習Ⅰ~Ⅳ など
主な研究業績
著書
〇心理学からみたうつ病 朝倉書店 産業領域におけるうつ病 pp.112-126 2020年12月
原著
〇村中 昌紀・亀山 晶子・山川 樹・坂本 真士(2021). 対人過敏・自己優先尺度(第2版)の作成–社会人と学生の検討– 日本大学文理学部人文科学研究所研究紀要 No.101 pp.117-125
〇Kashihara, J., Yamakawa, I., Kameyama, A., Muranaka, M., Taku, K., & Sakamoto, S.(2019). Perceptions of traditional and modern types of depression: A cross-cultural vignette survey comparing Japanese and American undergraduate students. Psychiatry and Clinical Neurosciences Vol.73, No.8 pp.91-99
〇村中 昌紀・山川 樹・坂本 真士(2019). 対人過敏傾向・自己優先志向が対人ストレスイベント,抑うつに及ぼす影響についての縦断的検討, パーソナリティ研究 Vol.28, No.1 pp.7-15
〇樫原 潤・亀山 晶子・山川 樹・村中 昌紀, 松浦 隆信・坂本 真士(2018). 医療従事者が「新型うつ」事例に対して抱くイメージの実態把握 心理学研究 Vol.89,No.5 pp.520-526
〇村中 昌紀・山川 樹・坂本 真士(2017). ”対人過敏・自己優先尺度の作成–「新型うつ」の心理学的特徴–” 心理学研究 Vol.87,No.6 pp.622-632
〇Sakamoto, S., Muranaka, M., & Yamakawa, I.(2017) Features of Interpersonal Cognition in People with High Interpersonal Sensitivity and Privileged Self: Personality Features of “Modern-Type” Depression. Psychology vol.8 pp.1390-1402