「ニーズに応える新素材」、「液体が流れる蓄電池」、「クリーンな水素エネルギー」、「環境をはかる化学センサ」といったキーワードをもとに、研究室の特長を活かした研究教育活動を行っています。松浦研究室では、新たな炭素材料を簡単に安価で作る技術開発を行っています。最近では、金属(白金、金等)と非金属(窒素、酸素、硫黄、ハロゲン等)を組み合わせた複合炭素系の素材を開発しています。これら素材は、蓄電池や燃料電池の電極材料への適用や、水電解による水素エネルギー製造の省力化実現、生体酸化ストレス緩和物質や環境汚染物質などの超迅速高精度分析法の技術開発にもつながっています。これら研究成果の一部は、社会実装に向けた企業との共同研究に至っています。