大学院生が国際会議で発表しました!

(写真)オープニングレクチャーの様子

7月21日から27日にかけてスペインのマドリードで開催されたInternational Botanical Congress(国際植物学会議、IBC2024)に、植物ゲノム工学研究室の秋田准教授と大学院生の三上莉穂さんが参加し、研究発表を行いましました!

○Riho Mikami, Yusuke Akita
Molecular analysis for multiple functions about flavone 3-hydroxylase from Cyclamen purpurascens

○Yusuke Akita, Akira Watanabe, Shou Kusano, Kana Suzuki
Molecular characterization of flower color and fragrance mutations in fragrant cyclamens induced by ion-beam irradiation

IBCは、植物研究分野では世界最大の国際会議で、6年に1度開催されます。
今回はコロナ禍の影響で1年延期され、7年ぶりの開催となりました。
開催の前には植物の学名の決定や変更を議論する会議も実施され、植物の世界の中枢を担っている会議となっています。
今回の会長であるPresidentがフェリペ6世国王陛下ということからも、規模の大きさがわかるかと思います。

  
(写真)会場となったIFEMA Madridとメイン会場。
IFEMA Madridは、2026年からF1スペイングランプリのコースにもなるそうです。


(写真)三上さんの発表タイトルと懇親会の様子。
今回はデジタルポスターでの発表となりました(重要なデータがあるので、ポスターは載せられません)。
懇親会では、世界中の研究者と研究の話や日常的な会話をし、交流を深めました。

三上さんのコメント:
2回目の海外でしたが、今回は暑いです(笑)。
前回の国際園芸学会議とは異なり、野草などいろいろな植物を材料として様々な研究をしていることに驚かされました。
植物にもまだまだわからないことがたくさんあり、とても興味深い学会参加となりました。

指導教員のコメント:
今回は3,000を超える演題があり、どれを拝聴するかとても悩みました。
自分の専門分野だけでなく、広く植物学の様々な研究を知ることができて、とても有意義な参加となりました。
学生にも新しい刺激がたくさんあったと思います。
次回はローテーションを元に戻して、5年後に南アフリカのケープタウン開催だそうで、こちらへの参加も考えていきます。

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