公益財団法人 日本科学協会 笹川科学研究助成事業に、植物ゲノム工学研究室に所属する大学院生(博士前期課程2年)の坂上拓真さんが申請した研究課題が採択されました!
笹川科学研究助成は、課題の設定が独創性・萌芽性をもつ研究、発想や着眼点が従来にない新規性をもつ若手(35歳以下の若手研究者や博士後期課程、前期課程の学生)を対象とした助成金で、採択率は30%弱となっています。全国の大学教員、研究者、博士後期課程の方も応募する中で採択されたということは、非常に素晴らしいことです!
【採択課題】
二色咲エキナセア品種を用いた「時空間的な」遺伝子発現機構の解明
【坂上さんのコメント】
この度、笹川科学助成に採択されまして、大変嬉しく思います。自分の研究内容が「面白い!」と認められたと思うと、とても嬉しいとともに「頑張らなければ!」とも思いました。
今回採択されたテーマは、エキナセアにある二色咲品種を用いて「花弁のどの部分が、どのタイミングで色付くのか?」ということを遺伝子レベルから調べていく内容です。これが明らかになると、花の模様を自在に操ることができることになり、花き産業に大きく寄与することが期待されます。
本研究室では、先輩の三上莉穂さん(2020年度)に続いての採択となり、研究室のチャレンジングな姿勢が評価されていると嬉しく思いました。大学院生として助成金を頂けるのは非常に貴重な機会であるため、日々研究に邁進し、しっかりと成果を残したいと思います。頑張ります!