アグリテック集積(DEEP VALLEY 構想)に協力します

(写真:植物セミナーの様子)

6月27日、東京・大手町にて深谷市が「農業」と「最先端技術」の融合を目指す「DEEP VALLEY アグリテック集積宣言」を発表しました。
本学は、この宣言に対して全面的に賛同し、DEEP VALLEY構想の発展に向けて、本学の教育・研究体制を活かした産学官連携構築を支援していく方針を表明しま した(大学の記事はこちら)。

本学科には、植物や生物を対象とした研究室があり、さらに化学的な観点から農業に貢献し得る研究を進めている教員も多く在籍し、農業分野への貢献も進めています。
秋田准教授(植物ゲノム工学研究室)は、新しい品種育成に向けて、国内外の育種農家と共同研究を進めています。また、毎年産学連携セミナー(植物セミナー)を開催しており、多くの農業関係者にご参加いただいております。
秦田教授(微生物応用研究室)は、土壌環境改善に与える微生物の役割の研究や微生物を利用した食品・医薬品素材開発などの研究も企業とのコラボを含めて進めております。
昨年は木下准教授(光材料化学研究室)が農業資材に応用可能な新しいシート材を開発しました(プレス発表はこちら)。
本郷准教授(環境材料化学研究室)は、もみ殻などの農業廃棄物を利用して、バイオエタノールを生産したり活性炭などの機能性材料を開発する研究を進めています。

このように本学科では育種・育成・加工・管理・廃棄処理といった、農業の「ゆりかごから墓場まで」貢献できる分野が多くあります。
これらの技術や知識を生かして、今後とも深谷市のDEEP VALLEY構想の発展に向けて積極的に協力いたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

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